green蘇澳 Page 3/4

首頁  戻る  前頁  次頁

 

photo01
2003/05/25
 立祥公司鐵道なる専用線の存在を最初に知ったのは台湾で購入した古い道路地図からでした。おそらく国防上の理由でそのような大雑把な表記となっていたのだと思いますが、等高線も何もないラフな街路図に後から手で書き加えたような鉄道路線の記号…傍らに記載された「立祥公司鐵道」の文字は、台湾の廃線跡に興味を持ち始めていた自分にとって、あれこれと想像力をかきたてるに十分でした。>> 拡大表示
photo02
2002/08/23
 その立祥公司鐵道(台灣水泥蘇澳廠専用線)は駅本屋のある側とは反対の目立たない場所からひっそりと分かれていました。線路は白米河の渓谷に沿って敷設されており、スタート地点からいきなりの急勾配とS字カーブでもって上流の工場を目指します。なお、地図上では立祥公司鐵道の分岐はスイッチバックとして描かれていますが、実際には蘇澳新站方面からの列車が向きを変えずに専用線に入れるように線形が改良されていました。
photo03
2002/08/23
 怪しげな雰囲気の併用軌道区間。しかも、今なお現役!というのが嬉しいですね。何だか線路端に座って列車が来るのを一日中待っていたいような気がします。
photo04
2002/08/22
 すでに使用されていないようでしたが、行く手に腕木式信号機が見えてきました。
photo05
2002/08/23
 専用線が2つの方面に分かれる地点。向かって左側が台灣水泥蘇澳廠行きの線路(現役)、右側が立祥公司鐵道(廃線)になります。画面中央の建物が立祥公司鐵道のカーブに沿って微妙に弧を描いているところが面白いですね。左隅に見えるコンクリートの構造物はかつての信号扱所の跡でしょうか。
photo06
2002/08/23
 分岐点を直進すると線路はまもなく大きなセメント工場(台灣水泥蘇澳廠)へと至ります。洪致文さんの『台灣鐵道印象(下)』の記述によると、ここには米国の鉱山機械メーカーであるBrookville社製の凸型機(No.6)と新潟鉄工製の45トン機(No.5)、メーカー不詳のL型機(No.4)がいるらしいのですが、あいにく訪れた時間帯があまりよくなかったようで、工場内のヤードにそれらしき機関車の姿を確認することはできませんでした。

 


(C)Copyright since 1998 Yonezawa Mitsunobu "KeTEL". All rights reserved.