green林口 Page 8/8

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photo01
2007/12/26
 台湾海峡を見下ろす大カーブの林口寄り。北西の冷たい季節風が吹きすさぶ中、R20型が牽引する石炭列車が連続する曲線を一気に駆け下りてきました。
photo02
2007/12/26
 海からの風があまりに強いせいでしょうか、それとも土地が根本的に痩せているのか、このあたりは背の高い樹木がほとんど見当たりません。わずかな植物が地を這うように生えるだけの低湿地。その横を黒いセキを連ねた返空列車が、タタンタタンと軽快なジョイント音を刻みながら、桃園站へと戻っていきます。あたかも石炭産業が全盛期だった頃の北海道を思い起こさせるような光景でした。
photo03
2007/12/26
 大カーブから林口火力発電廠までの間、林口線は海岸部の地形を忠実にトレースして走りますが、写真右の省道15號線と西濱快速公路がずっと脇を平行しているため、線路から浜辺の様子は見えそうで見えません。高速で行き交うクルマに注意しながら広い道路を横断し、堤防越しにちらりと顔を覗かせる鉛色の波濤を撮影しました。その向こうにそびえ立つ紅白の煙突が目指す発電所の建物です。
photo04
2007/12/26
 林口火力発電廠に到着する直前、桃園站から18.4kmの地点にある下寮站(林口站)。敷地に近付くにはいささかの障害物(犬の群れ)があったので、駅構内の写真は撮っていませんが、パシナ倶楽部の運転台展望ビデオ「林口線」に収録されている映像を見ると、現在も本線に併走する形で側線のレールが残っているようです。
photo05
2008/12/24
 林口線を公道から観察できる最後の場所である縣道106號線の踏切。左奥に見える門扉の中に吸い込まれた線路は、発電所の敷地に沿って緩やかな右カーブを描きながら貯炭場へと向かい、そこのどん詰まりで終点となります。
photo06
2006/12/25
 発電所の正門は、踏切から縣道106號線を林口市街の方向へ少し歩いた、小高い丘の上にありました。ところで、この縣道をどんどん東へ進むと新荘市、台北市木柵を経て、菁桐十分、瑞芳といった、台湾有数の炭田地帯に達するんですね。現在、林口火力発電廠で使われる石炭は台中港で陸揚げしており、両者に直接の関係はありませんが、思わぬところでかつて炭坑街として栄えた町の名前を耳にすることになりました。

 


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