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2002/08/19
 台湾鐵路局内灣線の歴史は比較的新しく、1947年に最初の新竹〜竹東間が開業。その後1950年に合興まで延長され、1951年に終点の内灣に至る区間が全通しています。沿線で産出する鉱物資源の運搬を目的に建設された点は平溪線と同じなのですが、平溪線の石炭に対し、内灣線はセメントの原料になる石灰石が主な積み荷であったことから、現在でもホキ(石斗車)による貨物列車が健在です。今回はその石灰石輸送の要である亞洲水泥新竹(九讚頭)廠の専用線を訪ねてみました。
 

■交通案内 台北から 西部幹線の新竹站で内灣線に乗り換え、九讚頭站下車。
亞泥新竹廠 九讚頭站に面する広い道路(省道3號線)を左手に進むと工場の門があります。
内灣線列車時刻表

 

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 九讚頭站の片隅から分岐する亞洲水泥新竹廠の専用線。総延長400m足らずと距離は短いのですが、背後のセメント工場が盛業中であることから、比較的頻繁に貨車が往来しているようです。ちなみに、画面の右隅に写っているのは、スウェーデンの「SCANIA」製の大型トラック。他にも「VOLVO」やドイツの「MAN」など、台湾では日本や欧州のものを中心に世界のトラックメーカーのブランドが多数集結していて、見ているだけでもけっこう楽しめます。
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 この専用線の"主"である「SCHOEMA」製のディーゼル機関車。第1エンドはそうでもないのですが、第2エンドはどことなくユーモラスな顔つきをしています。特にキャブの前面に設けられた乗務員扉や縦長のボンネットなどを見ていると、往年の森製作所製の機関車(通称「森ブタ」)たちの姿を彷彿とさせますね。
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 しばらくして不意にSCHOEMAのエンジンが始動したかと思うと、新竹方面からR20型×2が牽引する貨物列車がやって来ました。
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 到着した編成を2つに分割した後、推進運転で貨車を工場へ。機関車はヨーロッパ、車掌車やホッパー車は純日本風という、一見すると相反するような組み合わせですが、不思議に違和感はありません。こうした日本やヨーロッパ、アメリカ、韓国、インド、南アフリカなど、多彩な国籍の車両たちが仲良く同居しているところが、また台湾の鉄道の魅力でもあるんですよね。
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 亞洲水泥新竹廠の入口から撮影した工場内の様子。かなり広い構内を持っているらしく、先ほど本線上に姿を見せていた機関車は工場の奥のほうへ行ってしまったようです。
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2002/08/19
 余談ですが、当日は九讚頭站のはずれで保線作業が行われており、バラストを積んだモーターカーが構内を忙しく往復していました。これも「トロッコ」の一種だとは思いますが、趣味的にはもう少し個性的な外観を期待したいところですね。現状ではどうしても"鉄道車両"というより単なる"保線機械"にしか見えなくて…。(^_^:)

 


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