green橋頭 Page 5/5

首頁  戻る  前頁

 

photo01
2007/12/30
 わずかな地元客が利用するだけのローカル駅から、高雄捷運(紅線)の乗換駅へと一気に大出世を遂げた橋頭站。手前のギリシア調の建物が、1935年から使われている台湾鐵路局の駅舎、その後方にそびえる真新しい高架駅が高雄捷運の橋頭火車站です。翌年春の開業を控えた高雄捷運の線路では、営業列車を使った試験が盛んに行われていました。画面右端に試運転中の地下鉄車両が小さく写っているのが分かるでしょうか。
photo02
2007/12/30
 前回、橋頭糖廠のヤード跡から発着していた観光列車ですが、高雄捷運の建設工事の影響で、工場から800メートルほど離れた、興糖國小横の仮設ホーム(興糖站)に乗り場が移動していました。一方、高雄捷運の橋頭糖廠站の近くでは、観光列車のものとおぼしき新ホーム(写真)が整備中で、完成後は興糖站から線路を延長し、こちらの新駅へと再度、引っ越しをするつもりなのでしょう。
photo03
2007/12/30
 橋頭站から興糖國小へ向かう途中、橋頭糖廠の展售中心(中山堂)で石灯籠を見つけました。どうやら日本統治時代の神社(橋仔頭糖廠内神社)の跡だったようで、他に2対の狛犬や「奉納」と彫られた手洗石、鳥居の台座などが残存。
 
台湾各地で見られる狛犬について詳しく解説しています。
こまくにさんのサイト「ほっこりふっくらこまいぬさん」
photo04
2007/12/30
 興糖國小の校舎の陰に隠れるように設けられた観光列車の興糖站。朝の早い時間帯なので、ホームは空っぽ。乗客の姿もまだありません。
photo05
2007/12/30
 興糖站のホーム端にプッシュプルの形で留置されている2両の溪州牌と客車。西部幹線の列車からもよく見えるので、ご存じの方も多いと思います。ただ、残念なことに橋頭糖廠の溪州牌は後に走行ができない状態となり、そのため南州糖廠から急遽、代替機を調達。現在は徳馬牌(DIEMA)が観光列車を牽引しているようです。現役で頑張る溪州牌として貴重な存在だった同機、このまま引退してしまうのでしょうか。
photo06
2007/12/30
 興糖路の両側は台糖の職員宿舎があったところで、照葉樹の森の中に日式家屋やレンガ造りの給水塔(紅磚水塔)、防空壕の跡などがひっそりと残っています。古びた木造住宅は痛みがひどく、その大半が無人の廃墟となっていますが、庭に植えられた草花や街路樹によって形成された緑の空間がとてもいい感じ。私が幼少時代を過ごした家(社宅)もこんな雰囲気だったので、つい懐かしさを覚えました。
photo07
2007/12/30
 この土地に製糖工場ができた頃はまだ苗木だったガジュマルが、100余年の歳月を経て威風堂々とした大木に成長。その一部は高雄縣の記念樹に指定されています。木立の合間を縦横に走る路地には、早朝から散歩やジョギング、おしゃべりを楽しむ人たちの姿が見られ、すっかり市民の憩いの場になっているようでした。

 


(C)Copyright since 1998 Yonezawa Mitsunobu "KeTEL". All rights reserved.