green保存蒸機 Page 4/7

首頁  戻る  前頁  次頁

 

photo01
2002/09/23
 「いこいの森」のヒーローといえば、この雨宮21号。1962年に廃止された北見営林局武利(ムリイ)森林鉄道で活躍していたC型タンクで、1976年に地元の丸瀬布町に払い下げられた後、関係者の熱意で奇跡的な復活を遂げました。現在は公園内に敷設された8の字のエンドレス上を数両の客車と運材台車を牽いて走り回っており、乗車料金は大人500円、小人250円。運転日は丸瀬布町のホームページに掲載されています。
photo02
2002/09/23
台糖公司 No.532 [詳細]
 が、今回のお目当ては雨宮21号ではなくて、台糖公司のNo.532。西武山口線で相棒のNo.527とともに「おとぎ列車」を牽引していたあの機関車です。1984年5月の引退後、旧ユネスコ村の跡地に展示(放置?)されていましたが、1993年10月に元井笠鉄道の木造客車4両と一緒にいこいの森へやって来ました。
photo03
2002/09/23
 ちょっと端っこが欠けちゃっていますが、No.532のサイドタンクに取り付けられた台糖公司の社紋。下の「湖」の文字はかつてこの機関車が溪湖糖廠の所属であったことを示しています。当初は動態での保存と聞いていましたが、どうも外観の修復が終了した段階で作業は中断しているようですね。噂ではボイラーの腐食が予想以上に進んでいて予定通り復活がなるかどうかは微妙…とのことですが、実際のところはどうなんでしょう。
photo04
2002/09/23
 いこいの森にはナローのものを中心に全国から興味深い車両たちが集結しており、軽便鉄道ファンならずとも一見の価値があります。写真は住友金属鉱山(株)鴻之舞鉱山(北海道紋別市)で使用されていた協三工業製の3トン機。後部にはやはり同鉱山のものと思われる人車と鉱車が連結されています。
photo05
2002/09/23
 旧鉄道聯隊所属のE型コッペル(E103)。台糖公司No.532と同様に旧ユネスコ村に眠っていたところをいこいの森に引き取られました。他の保存車両と異なりこいつだけ軌間が600mmであったため、いこいの森でも少しばかり持て余しているような感じでしたが、最近になって故郷のドイツへ里帰りすることが決定。私が現地を訪ねた1ヶ月後、2002年10月17日に丸瀬布町から遠くフランクフルトの軽便鉄道博物館へ向けて搬出されました。
photo06
2002/09/23
 かつての殖民軌道(簡易軌道)の貴重な生き残り、鶴居村営軌道で活躍していた6トンDL。同軌道の廃止後、釧路市内にある材木の防腐工場(新宮商工)に譲渡されたので、そちらのほうが馴染み深い方も多いかも知れません。新宮商工時代にかなり荒っぽい使われ方をされていたため、廃車同然の状態での丸瀬布入りでしたが、その後に行われた大がかりなレストアで、今ではご覧の通りのピカピカの姿になっています。雨宮21号の予備機として使用。
photo07
2002/09/23
 最後にいこいの森までの交通手段ですが、クルマがあればそれが一番ベター。厄介なのは鉄道利用の場合で、JR石北本線丸瀬布駅からいこいの森まで町営バスが走っているものの、本数は1日わずか3往復しかありません。鉄道との接続も必ずしもいいとは言い難いので、私の場合は行きはバス、帰りは町内唯一のタクシー(丸瀬布ハイヤー)を使いました。ただし、これも台数に限りがあるため、利用するときは早めに会社に連絡して予約を入れて下さい(TEL 01584-7-2525)。

 


(C)Copyright since 1998 Yonezawa Mitsunobu "KeTEL". All rights reserved.